風速30mを体感!豊田市防災学習センターで遊んで学ぶ“台風対策”

台風体験 防災学習センター 室内遊び場

「台風って、いつ来るかわかるの?」
「風速10mってどれくらい強いの?」
そんな疑問をまるごと解決してくれるのが、豊田市の防災学習センター。
子どもも大人もドキドキしながら“防災体験”ができるんです!

今回は実際に体験してきた様子を、写真とともにたっぷりレポートします♪

台風体験コーナー

なぜ「台風への備え」が大切なの?

台風はいつ来る?地震とのちがいは「予測できること」

地震とちがって、台風はある程度「進路予測」ができます。
ニュースで「台風は〇日頃に東海地方へ」と聞くと、心構えや準備ができますよね。
でも、準備をしないと被害を受ける可能性も…。
防災学習センターでは、台風体験により“事前準備の重要性”を親子で確認できました。

風速10m?20m?30m?数字だけじゃわからない台風の強さ

天気予報でよく聞く「風速10m」「風速20m」。
実際どれくらい危険なのか、数字だけではピンときません。
だからこそ、防災学習センターでリアルな体験をしてきました。

豊田市防災学習センターってどんな場所?

※詳細は過去記事「【体験レポ】豊田市防災学習センターで学ぶ!地震への備え」にまとめています。
ここではポイントだけ紹介します。

  • 豊田市駅から車で10分ほど、無料の駐車場ありでアクセスしやすい
  • 入館無料!冷暖房完備で子どもと一緒でも安心
  • 地震・火災・台風など、リアルな体験を通して防災を学べる施設

体験レポ① 台風シミュレーションに挑戦!

風速10m/s「ちょっと強い風」からスタート

最初は風速10m。
大人の私でも「これでも十分強い風」という感覚でした。
外だったら「風に向かって歩きにくい、傘をさすことができない」と思いました。

風速20m/s「立ってるのがつらい!」

20mになると一気に世界が変わります。
息子は座って、パパにしっかりとしがみつきます。
大人の私たちでも何かに掴まらないと立っていられないレベル。
この時点で「外出は危ない」と実感しました。

風速30m/s「もう無理!」

最大風速30m。
全身に叩きつける風圧で、立っていられず思わずしゃがみ込みました。
これが実際に台風で起きている風だと思うとゾッとします…。
数字だけじゃなく「体験して理解できる」ことの大切さを痛感しました。

台風体験コーナーで風速30mの風を体験

雨つぶ体験で“本当の台風”をイメージできた

風に合わせて、雨を模したスポンジボールが前から飛んできます。
この柔らかいボール、実は当たると意外に痛いんです。
「柔らかいボールでもこれだけ痛いなら、本物の雨や飛来物は危険だね」と家族で実感しました。
ただの暴風ではなく、“雨や物が一緒に飛んでくる危険性”を学べたのは貴重な体験でした。

スタッフ直伝!停電対策アイデアが超参考になった

台風で怖いのは、強い風や大雨だけではありません。
本当に厄介なのは“停電”です。
電気が止まれば、エアコンも冷蔵庫も使えない…。
巨大な台風が直撃すれば、真夏に冷房が止まり、食料の保存もできなくなります。
考えただけでもぞっとしますよね。

スタッフさんから具体的な対策を教えていただきました。
・停電に備えて、氷を大量に作っておくこと
・常温保存できる食料品を買い置きしておくこと
・車のエアコンを利用できるように、ガソリンは満タンにしておくこと
・モバイルバッテリーやランタンは複数用意しておくこと
・実際に停電したら、お風呂に水を溜めて体を冷やすこと

どれも日常生活の延長でできる準備ばかりなので、すぐにでも実践できそうです。

体験レポ② 遊びながら学べる防災プログラム

119通報体験コーナーで“声に出す練習”

豊田市防災学習センターの人気コーナーのひとつが119通報体験です。
火災・交通事故・水難事故の3つからシチュエーションを選べ、実際に電話機を使って通報を体験できます。
私たちは「交通事故」を選び、車と自転車が接触し、けが人が出た場面に挑戦しました。

119番通報のシミュレーション

電話で「119」を押すと、画面から「火事ですか?救急ですか?」とリアルな声が。
4歳の息子に体験してもらいましたが、緊張で声が出ず固まってしまいます。
「場所はどこですか?」と質問されても答えられず、やり取りは終了。
結果は0点(笑)でしたが、これはこれで貴重な経験です。

119番通報体験

小さな子どもにとっては難しい体験ですが、
親子で挑戦することで「どう伝えたらいいのか」を一緒に考えるきっかけになります。
大人にとっても「緊急時は冷静に、はっきり声に出す」ことの大切さを再認識できました。

消防車に乗って“なりきり消防士”

自由に乗れる小さな消防車が2台並んでいます。
以前、消防署のイベントで本物の消防車に乗ったこともありますが、
行列が長くてすぐ降ろされてしまい子どもは物足りない様子でした。
しかし、ここでは行列ゼロ!思う存分運転席に座れて、ハンドルを握った息子は大満足でした。

消防車に乗る息子と妻

さらに、子ども用・大人用の消防士服や法被、ヘルメットも用意されています。
息子は恥ずかしがって着ませんでしたが、なぜか夫がノリノリで着用(笑)。

消防団の法被を着る男性

防災クイズで学びが深まる

3択形式の防災クイズにも挑戦。
「地震のマグニチュードってどういう意味?」など、
小学生向けながらも大人でも迷うような問題がありました。
息子はまだ難しかったようですが、ボタンを押すだけでも参加できるので楽しんでいました。
私自身は「そうか!」と気づくことが多く、防災の基礎を学び直すよい機会になりました。

防災テストを受ける息子

遊びコーナーで子どもも飽きない

「防災=勉強」だけではありません。
遊びコーナーにはトミカサイズの消防車がずらりと並び、息子は目を輝かせていました。

消防車のトミカがたくさん飾っている


さらに、大型の消防車遊具で乗ったり、防災関連の絵本を読むコーナーもあり、子どもが自由に楽しめます。
遊びながら防災を学べるのが、このセンターの大きな魅力です。

遊び場で遊ぶ息子
室内の遊び場で遊ぶ息子

うれしいお土産クラフト

帰り際、受付で思わぬプレゼントが。
消防車などの大型ペーパークラフトを3枚もらえました。
紙とは思えないほどクオリティが高く、家に帰って組み立てるのも楽しい時間に。
息子も完成品を見て大喜びし、「また行きたい!」と言ってくれました。
体験の余韻を家に持ち帰れるのが嬉しいポイントです。

クラフトペーパー完成後

まとめ|親子で楽しみながら“台風対策”を学べる場所

豊田市防災学習センターは、無料でこれだけ充実した体験ができる貴重な施設です。
特に台風体験では、ニュースで聞く「風速30m」の怖さを肌で感じられ、
親子で「備えの大切さ」を実感できました。

さらに119通報体験やスタンプラリー、消防車の遊具など、子どもが楽しめる工夫もいっぱい。
「遊び」と「学び」が自然に結びついているので、子どもも飽きずに防災意識を高められます。

台風シーズンを迎えました。
家族で一度、豊田市防災学習センターを訪れ、
実際に体験しながら「もしも」の時にどう行動するかを話し合ってみてはいかがでしょうか?
きっとお子さんにとっても忘れられない体験になり、家庭での台風対策にもつながりますよ。

この記事を書いた人
愛知ママ

愛知県で4歳の男の子を育てている30代ママです。
このブログでは「子どもと一緒に楽しめるお出かけスポット」を中心に紹介しています。

無料の公園やお手頃な施設はよく利用しますが、実際に行かないと分からないことが多いですよね。
「小さい子でも安心?」「トイレはキレイ?」そんな細かい情報がなかなか見つからず、不便に感じていました。

そこで「自分の体験を発信すれば、同じように探しているママ・パパの役に立てるかも」と思い、このブログを始めました。
記事では、家族で実際に訪れた感想を交えながら、写真や体験談をたっぷりお届けしています。

同じ子育て世代の方が「行ってみたい!」と思えるようなリアルな情報を発信していきますので、ぜひお出かけの参考にしていただけたら嬉しいです。

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